おしるこさえ作れない

会社を8ヶ月で辞め、海外にいる人のぼやき。

『未来について考える』という行為について。

昨日、占い鑑定に来る老若男女に対して

『どうして占いをしたいのか?』

というインタビューを行っているとあるテレビ番組を偶然見ていた。

 

みんな、使う言葉が違うだけで、占いに来る理由は一貫していた。

 

みんな、来たる近い未来に対して『安心』を得たいのだ。

 

何か不安に思ってることを占ってもらって、占い師にある種の『答え』をもらうことで安心を得るのだ。

 

それが占いをする1番の理由。

 

そして、形は違えど『未来に安心を得るための行為』はきっと、どの時代にも行われてきたんだろう。

 

 

そんなことを思っていた矢先に、前の記事で書いた

ジムロジャーズさんの『娘に贈る12の言葉』という本を読んだ。

 

ジムロジャーズさんは投資家の間では知らない人はいないと言われているくらい投資の世界で成功した『世界三大投資家』のひとり。

 

そして、この本ではジムロジャーズさんが娘さんに対して投資と人生において大切にしてほしいことを手紙形式で書かれている。

 

この本を読んで、ジムさんが投資で成功した理由がすぐにわかった。

それは、『誰よりも未来を予測する力を身につけたから』

超能力でも、占いでもなく今までの世界の歴史から今まで世の中がどう転んで来たか学び、

過去・現在・未来をその過去と照らし合わせ

うまくいくか失敗するかを予測しているだけ。

 

決して周りの意見に流されず、絶対に失敗しないと自分で思えるまで徹底的に調べ上げる。

 

それがジムロジャーズのやり方で、実際にそれで成功している。

 

この本は約12年前に書かれた本なんだけど

『中国の時代がやってくる』

『女の人が力を持つ時代がやってくる』

ってことが書かれていて、12年前に書かれた本だとは思えず、驚いた。

本当に予測した未来が当たってる、、。

 

 

そんな、ジムロジャーズさんが今どんなことを考えているのか気になり、というかそもそもまだ生きているのかな?ってことから気になりググって見ると、こんな記事がヒット。

https://president.jp/articles/-/27906

(ご健在でした笑)

 

ジムさん曰く、50年後に日本は消滅しているとのこと。

私は大事な人を守りたいので50年後、私の大切な人たちがどうやったら幸せに生きられるのかを考えて行動していくよ。

 

未来を誰かに託すのではなく、

自分で切り開いていける力を今身につけなければ。